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Air Another Story


Air

−空− への旅路



by 淺川 秋




この道が何処から始まり、
そして何処で終わりを迎えるのか。
誰からも与えられたものでもなく、
俺みずからもその道筋を選択した訳じゃない。
ただ眼前に広がるのはこれからの自分を、
全て見通しているかのように存在する、
青く透き通った空。

そう −空− それだけだ。

心鳴りやまず。

この旅を始めてからは心が何かに向かって共鳴しているような感覚を
常に受け止めている。自分に残っているわずかなこの愚かな力の影響だろうか、
それが一体何を示しているのかこうやってオンボロバスに揺られている
今もわからない。

子供の頃、代々続く法術使いの家系として生まれながらその能力に
恵まれなかったことを呪った父親は嘆き悲しみ、ついには俺を
凶星に生まれた者として家系相続を他の親戚に与え、俺を自分の眼に当たらない
場所に移してしまった。いわば幽閉と同じようなものである。

法術使いという存在は社会的にも恐れられ、学校のクラスメイトや先生までもが
俺のことを言い嫌った。当然自らを流れる血に憎悪を抱いたことは言うまでもない。
次第に俺自身は俗界から離れていく。周りの人間関係や都会の喧騒に愛想が尽きた
のかもしれないが、もう一つ重要な理由があるのだ・・。

その謎を追いかけ、今旅を続ける。わずかに残った俺の力は一つのあやつり人形で人々を
ささやかに沸かせることだけだ。その芸に感銘してくれた人々は俺に金を分けてくれる。
そして人々の感心が次第に薄れて来た頃に次の街へと再び歩みを始める−−
その繰り返しだった。

〜次は須崎−。須崎−。須崎海岸にお越しの方はお降りください。〜

無気質な車内放送の声がした。無意識に腰を上げバスを降りる準備をする。
なに、いつものことだ。数年間の旅路で俺は宛もなくさまようクセがいつの間にか
ついてしまったようだ。バスの中にはボーッと海の方を眺めている老婆と
もう色あせて茶色になってしまった小説を遠目に眺める老紳士を含める3人しか
乗っていない。勿論このバスに乗り合わせたのも俺の気まぐれである。ふっ、と
気に入った地名やただ、なんとなく降りてみてその土地を歩いていくということを
俺はずっと続けている。そして気が向けば次の街へ再び足を伸ばすのである。

今回もそのつもりだ。俺はバスが停車するとサンドバック型の大きな袋を肩にかけ、
片手をズボンに突っ込んだまま、バス亭に下り立った。それと同時にまるで地獄の
釜にでも放り投げ込まれたかような感覚に襲われる。太陽の位置は直下90度。
突き刺すような熱線が俺の体に降り注ぐ。さっきまではバスの中でクーラーの効いた
快適な環境にいたものだから、外との温度のギャップをふと忘れてしまっていたようだ。
この熱視線を怨むかのように俺は低い声を唸らせる。今更ここに来てしまったことを
後悔してしまった。早々に立ち去ろう、そう決意した。

しかしながらそのバス亭の時刻表には愕然とした。自分はなんて田舎街に来てしまった
のだろうか。次のバスが来るまでには2時間待ちである。2時間もこの場所に突っ立って
いたら・・一法術使いの干物が出来上がってしまう。法術といっても自分でも一体何が
使えるかというのも定かではないのだが。とりあえず明日の新聞に「流浪の青年、
熱射病と日射病のダブルパンチで干物化!近く学術調査を実施。」とか書かれて
しまっては流石に先祖に面目が立たない。下手に体をいじくり回されて突然俺の中に眠っていた
法術の力が目覚めてしまうということもありえるかもしれない。
そしたら俺は干物のまんまで法術を駆使し、この力を狙う全世界のマッドな科学者を
相手にしなくちゃならんのか!?

・・いかん。どうやら暑さで頭がいかれてきたようだ。とりあえず避暑が出来る所を
探さなくては。

「お兄さんの干物だったらわたし食べちゃうかも☆」
「ああ、俺の干物だったら塩味が効いてて美味いかもな。スルメみたいに
独特の匂いもしないだろうし・・っておいっ!」
「ふにゃ?」
「人を勝手に食い物にするなっ!・・ん?なんでお前が俺が今干物のこと考えていた
ことを知っているんだよ。」
「にははっ、結構わたしって霊感強い方なんだよ〜。こないだだってね〜、おじいちゃんの
船が座礁する夢見ちゃってね、そしたら天気予報では晴れって言っていたのに、
海が大シケになって私の予報が当たったって街中大騒ぎになったんだから〜!」
「それって霊感というよりは予知夢って言うんじゃ・・。」
「えっ、あれっ?むーー!どっちも同じようなものでしょっ、細かいこと言わない
言わないっ!」

全然違うと思うのだが、とここで返してしまってはいきなり目の前にいる少女から
エルボーやドロップキックを食らいかねないので止めた。事実、彼女は顔は笑って
いても身構えは拳を握り締め、戦闘体形は万全である。

「でもねっ、わたしがお兄さんを見た限りではいい干物になりそうだよ?だってこの辺は
乾物が名産だもの☆」

この子にとってはどうしても俺が干物でなくてはならないようだ。さらにその
ファイティングポーズのままいつまでもにこにこしているから余計不気味だ。

「所で・・見ず知らずのお前と俺がこの炎天下の中どうして干物について語り
合わなくちゃならないんだ?」
「あれーっ?お兄さん乾物を取りに来た業者さんじゃないの?だってそんなに
大きなサンドバックみたいな袋ぶらさげていたらここの人だったらみんな勘違い
しちゃうよ。」
「俺は乾物の業者だったのか−っ!?あのなあ、こんなに目つきや人相の悪い乾物屋が
一体何処にいる?」
「むー、よく見ればお兄さんは麻薬密売人みたいにどっか悪そーな感じ受けるかも。」
にははっ、さてはそのサンドバッグの中には大量の覚醒剤が入っているんだなっ!」

話が一気に飛躍する。我ながらとんでもない娘と出会ってしまったものだ。
俺は一応都会育ちと名義を打っているが、田舎の方へくるとこうも気質が変わって
くるものなのか?

「誰が麻薬密売人だっ!俺は法・・い、いやなんでもない。」
「法・・?法・・何よ。」

危うく口を滑らせるところだった。こんな支離滅裂な会話の中に「法術」なんて
奇想天外な言葉を出してしまえば、次はヘンテコな宗教団体の名前を出されるかも
しれない。危ない危ない・・。

「あいにく俺はさっきバスでこの場所に来たばかりだ。 別段ここに用事はないし、
気がむいたらさっさと別の街に行くつもりだ。」
「へっ!?用事がないのにこの須崎にやってきたの?ここってバスは2時間おき
だけど?」
「だから・・今そのことでちょっと後悔しているの。この炎天下を2時間も待って
いたら俺の干物が出来上がってしまう、それがこの話の発端だ。」
「ふーん。」

その少女は下から俺の顔をじっと覗きこんでいる。髪をポニーテールにまとめた
腰まで伸びた長い髪が潮風にふっ、と揺れる。刹那の静寂−。二人を包むのは潮
の香りと目の前に広がる大海原の細波の音。雲一つない透き通った青い空は
人の侵した罪を全て吸い込んでくれるような暖かさを俺達に伝える。

ぐ−−っ。

はっ、と我に帰った少女はふと俺の顔を見上げる。

「腹・・・減った。」

遠くから聞こえてくるカモメの泣き声がここまでの旅情を空しく印象つけた。

がつがつがつがつがつがつ・・・・・
よく考えてみれば俺は朝から何も食べていなかった。一日の食事は必ず朝と夜に
決めているのだ。旅をする者にとってはいかに経費を少なくするかがポイントになる。
朝は早起きして出来るだけ遠くへ行けるように体力をつけるせいか、沢山拵える。
しかし、今日に限っては近くに食堂やコンビニが無かった為、何処かで腹を
満たさなければならないのがその機会に恵まれなかった。
そして今俺が食べているのは「サッカーボール大」のおにぎりである。
大きすぎやしないか、と一瞬思ったが俺の理性は空腹には勝てなかったようである。

「うわー、見事な食べっぷりね!家に残っていた釜のご飯をありったけ
にぎってきた甲斐があったわ。」
「普通そんなにあったら何個か分けてくるものだろうが。しかし、よく
釜の中全部持ってこれたものだな。」
「ううん。いいんだよ。どうせわたしはお母さんと二人暮らしだから・・。」

その少女は母親のことに触れると少々顔を曇らせた。

「まあ・・今回は俺が突然ここにやってきてしまったからな。・・ありがとうよ。」

するとその少女はすぐに明るい顔を取り戻し、笑顔で答えた。

「にははっ、どーいたしまして!あっそうだ、自己紹介がまだだったよね。私は神尾観鈴って
いいます!あなたは?」
「名字は国崎だ。」
「名前は?」
「名前なんてどうでもいいだろ。どうせこれを食い終わったらもう行くつもりだ。」

観鈴と名乗る少女は顔をぷーっ、と膨らませるとまたさっきのファイティングポーズを
とらんとばかりに身構えそうである。

「おい!おにぎりご馳走してあげたんだから、名前くらい教えてくれたって
いいじゃないっ。それに・・何処に行くつもり?」
「旅をするのさ。宛もなくただ空と風の赴くままに。」
「にははっ、”ただ空と風の赴くままに”だなんてお兄さん詩人だねぇ〜!」
「だからそのお兄さんっていうのやめろ。俺にはちゃんと国崎住人っていう
立派な名前がある。」
「国崎住人くん、っていうのか〜。なかなかカッコイイ名前じゃない?霧生隼人
みたいで。」
「は?誰だよ、その”霧生隼人”っていうのは。」
「えーっ!?知らないの?今月刊ゴンゴンで連載中の大人気マンガの主人公の名前!
法術使いで〜多彩な技を使いながらなんとか幕府を倒していくの!」
「ほうじゅつだっ!?ぶっ!」

俺は思わず口一杯に頬張っていたおにぎりを吐き出してしまった。

「にははっ・・住人くんきたな−い!」
「・・・・。すまん。」

今の法術使いの話は仕方がなかったとして、今日はどうも調子が悪い。
いつもだったらこんな小娘なんかは軽くあしらって向こうを怒らせた所を
勝手に立ち去るのが俺流のシナリオなのだが、今回はこっちが巧いこと乗せられている。

「お前こそ新手の法術使いじゃないのか?霊感だか予知夢が使えるんじゃ
なかったっけ?」

俺は皮肉っぽく言い放った後、おにぎりの最後のかけらを飲み込むとスッ、と
立ち上がった。

「にはは〜・・まったそんなことを〜☆あたしはこの町に住む単なる女子高生ですよっ!」
「今日俺と出会うことは予知できなかったのか?」
「・・予知は出来なかったけど、ほら!こうやってお兄さんと出会えたじゃない!
人と人とのめぐり合い程不思議なことはこの世の中にはないと思うけどなあ。」
「だからあ・・お兄さんって呼ぶなって!でも確かに俺みたいな流浪人とこんなに
しつこく付きまとったのはお前が初めてかもしれん。」
「にははっ、でしょでしょ?ちょっと付きまとうっていうのは言葉が悪いかもしれないけど。」

観鈴は顔を膨らませながら笑顔で応えた。
彼女のペースに乗らされているのは我ながら芳しくないことかもしれないが、
話していると何故か安堵感とも楽しくとも取れるような気持ちがこみあげてくる。
これは旅を始めてからは一回も感じることがなかった感情である。誰かと遭遇
する度に俺は人並みならぬ警戒心を強めていた。顔は笑っていても、もしかしたら
自分に危害を加えてくる「敵」かもしれない。実際金を巻き上げられたり、族にも
襲われ、命からがら山を登り下りしたこともある。

「にはは〜、それにしても住人くんってからかい甲斐があるわ〜!」
「何?からかうとはどういうことだ・・?」

俺の態度が先に述べていた状態から一変して今度は長い前髪からちらつかせる
鋭く冷たい眼球が隣で笑っている観鈴をギロッと見下す。これが俺流の外敵
対処法だ。いつもならば誰でもこれに睨まれたらその場で全身を震わせ、
しばらくの間痙攣した後、奇声をあげて逃げていってしまう。
だが観鈴は、

「こんなに面白いリアクションする人、久しぶりだったからわたしも
ついつい調子に乗っちゃった!」

返ってきた言葉は臆した様子もなく、にこにこしているだけだった。

「お前何も感じなかったのか?」
「ん、何が?」
「・・・いやなんでもない。気にしないでくれ。」

敗北感、というのであろうか。いや違う。これはこれまでの辛い旅の間にいつの間にか
身に覚えたものであって決して自分にとって気持ちの良いものではなかった。
しかし、今回は何故か観鈴が俺に恐怖心を抱かなかったことに何故か
感謝の念が芽生えたのである・・。

「にははっ!やっぱ往人くんって面白いわ!ねえねえっ、たしか何処にも行く宛がなかった
んだよね?だったら、この街にちょっと寄っていかない?」
「行く宛が全くないという訳じゃない。こうやって放浪している理由の根源は
ちゃんとある。」
「根源・・?」
「俺は母親からある人物を探すよう使命を受けている。」
「ある人物・・?」

俺は望んでいた。この忌まわしい自分の力がいつかは消え去ってくれることを。
俺が成長するにつれてエスカレートする虐待。せめて・・せめて人並みの
「幸せ」を手にし、自らの記憶も全て消し去って新たな生活を何処かで始めたい。
運命には逆らえない。廻りの人間は俺を堕落者扱いする。
しかし、俺の中でどろどろと渦巻く「自由」とささやかな「幸せ」の羨望感を
一人だけ見つめていている存在がいた。

母親。俺にとっての唯一の理解者。いや、理解者と呼ぶには少々抵抗があるかも
しれない。あの人は俺が「母」と呼ぶにしてはあまりにも気高く、そして俺のことを
息子として扱うのではなくその目には一人の忠実なる部下にしか映っていなかったのだ。
でも、決して俺を他の連中のように堕落者扱いをすることだけはしなかった。
そう・・あの人だけは。

「そいつが男なのか女なのかという事や、体の特徴はわからない。そして何処に
住んでいるのかということも一切わからない。ただはっきりしていることは
俺がそいつをいつかは見つけなければならないことだ。」
「ものすごく壮大な旅なのね・・。」

観鈴は自分が想像もしなかった事実にしばらく俺の方を見つめていた。

「何時そいつが見つかるかは俺にも検討がつかん。もしかしたら見つからないまま
歳老いていくかもしれないし。」
「ち・・ちょっとあなた、その人が見つからなかったらどうする気なの?」
「どうにもしないさ。俺はもう家族や親戚はいないし、仲の良い友達もいない。
天涯孤独の身なのさ。この身朽ちようとも誰も泣く者もいないし、一人で
ひっそりと死ぬことが出来る。」
「何よそれ・・やだよっ!そんなの!」
「運命ってやつだな。お前には関係のないことだよ。俺は下手に他人を巻き込みたく
ないんでね。あ・・さっきのおにぎり美味しかったぜ。あばよ・・。」

俺が立ち去ろうとしたその時、彼女は俺の前に立ちはばかった。

「貴方にどんな過去があったのかは知らないけど、その使命、っていうやつの
責任を重く受け止めすぎじゃないの?」
「・・俺はこう見えても由緒ある一族の血をひいている。母は・・母さんは
その中でも一番信用できる人だッ!」

俺は今まで一番強い口調で観鈴に言い放つ。自然に目つきにも力が入る。

「誰も悲しむ人がいないだなんていわないで・・。私にだってこの街に住んで
いる人はみんな家族だと思っているわ。あそこの岬に立っている女の人達が見える?」

観鈴は海岸線にあった堤防の方を指差した。そこには手に大きな籠を持った中年の
女性数人が何かを待ちわびるかのように潮風に吹かれながら立っていた。

「あれは・・。」
「あの人達はね、漁師である旦那さんの帰りをお昼ごろからずっと待っているのよ。
ここの街は漁業の街だから男性の多くは漁に出るわ。なんせ自分達の日頃の生活が
かかっているからね・・。もし不漁の時があれば街のみんなに影響するし、
何か海難事故があったりして誰かが亡くなればその家族はみんな悲しむでしょう?
「漁」というのは必ず生きて帰れる保証はないけれど、帰りを待つ人の想いって
いうのはすごく強いものなの。」
「だが、俺が探している人というのは誰なのかはっきりしない。もしかしたら俺を
殺そうとしているヤツなのかもしれない。」
「一番信頼している貴方のおかあさんが言った人なんでしょ?もし貴方が死んで
しまえば・・その人を最初に悲しませてしまうわ。」
「・・・・。」
「長い間辛い旅を続けてきたのでしょ?その使命に急ぐことだけじゃなくて、
視線を下に降ろしてみることも大切だよ?もしかしたら、この街に貴方の
探している人が潜んでいるかもしれないし☆」

観鈴は俺に軽くウィンクをしてみせた。
どうしてこの娘は初対面の俺に対してまるで・・永年の付き合いでもあるかの
ように親身になってくれるのだろうか。こんなにも優しくされたのは生まれて
初めてかもしれない。この時、俺の中で何かが揺れ動いた。

「お前今いくつだ?」
「え、17歳だけど?」
「俺は今21だ。4つも離れたお前にこんなことを教えられるとはこれまでに
ない屈辱だ。決めた。俺はしばらくこの街に留まることにするよ。お前と
ずっと一緒にいるっていうのはなんだか虫が好かんが、何かがありそうな
予感がしてきた。」

この場に及んでも正直になっていない俺を、観鈴はかわいく思ったのか

「ほっ本当に−っ!その言葉を待ってました〜☆・・お兄さん大−好きっ☆」
「え−い!いい加減お兄さんっていうのはやめろつーの!おい、そのポーズ・・
んごおおおおっ!!」

ばっちーん。
俺はいきなり真正面から観鈴のエルボーをまともに食らってしまった。本人にして
みれば嬉しさのあまり抱き付く行為に相当するのだろうが・・。

「で、でもいいか!俺はこの街に留まるのも俺のほんの気まぐれの一種なんだからな!
勘違いするなよっ!」
「んじゃあ街の中まで私が案内するよ。ついてきてっ!」

観鈴は西の海岸線に見える街に向かって一目散に駆け出した。腰まで伸びた
ポニーテールが風に吹かれながら華麗に揺れ動く。

「おーーい待てっ!人の話を聞きやがれ!」

俺も負けじと大きなサンドバックを肩に担ぐと観鈴と同じように向こうの
街へ駆け出した。

心鳴りやまず。

この道が何処から始まり、
そして何処で終わりを迎えるのか。
誰からも与えられたものでもなく、
俺みずからもその道筋を選択した訳じゃない。
ただ眼前に広がるのはこれからの自分を
全て見通しているかのように
存在する青く透き通った空、

そう −空− それだけだ。



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