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風華 Original ShortNovel



I LOVE XXX


by 風華




月日の流れは あんなに 緩やかだったのに
気がつくと あっという間に 過ぎていってしまっていた
そんな時の中に いつの間にか
あなたがいることが
当たり前になっていたの・・・

明日も 明後日も ずっと一緒にいられたら
そんなふうに思っていた時もあった
でもそれは 私の中の夢物語だから
明日も 明後日も ずっと一緒になんて いられない
いつかは覚悟しなきゃいけないこと わかってた
ただ あまりに 突然だった

本当はずっと 伝えたいことが  あった
本当はずっと 隠してたことが  あった
伝えるべきことが・・・あった

あなたが笑ってくれること
私が笑っていること
一緒になって騒いだり
怒ったり・・・泣いたり・・・
それからね
あなたが 隣にいることも

大事だから 隠したの 無意識のうちに
何処に隠したのか 私には わからなくて
自分が それを隠したことにさえ 気づけなかった

でも やっと見つけたの 心の在り処
あなたと 離れたときに だよ
なのに・・・今は・・・

思いを伝える 術がない

死者の魂は 黄泉へと旅立つ運命
時の歯車は  戻らない

本当はもっと早く この手が届くうちに・・・

気づけなかった 心のカケラ
せめて風の音に 星の光に 託すから
どうか 届いて・・・

ずっと、あなたが・・・・・



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