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Kanon Another Story



ラブみな


〜配役編〜

by 荒竹



ひょんなことから、祖母の経営する女子寮、「みなせ荘」の管理人になった東大志望の浪人生、浦島祐一。
これは、祐一とみなせ荘の女の子達との、愛と笑いの物語・・・。

「そうだ、俺は昔ここに来たことがある」
「なのに・・・あの時の約束が、今も思い出せない」

 
東大を目指す少女=水瀬川なゆ
「・・・うそつき。一緒に東大受かるって言ったのに」
「なゆ、やっぱりお前は、あの時の約束の少女だったのか?」
(カンぺを見る名雪)
「て、徹夜で受験勉強なんて・・・私無理・・・」
「こら、寝るな名雪!役に徹しろ!」
「くー」

 
祐一に憧れる女子中学生=前原しおり
「しおり、ちゃん・・・俺、東大受かるかな?」
「頑張って下さい。先輩なら、きっと・・・」
「よし、奇跡を信じて頑張ってみるか!」
「でも・・・起きないから、奇跡って言うんですよ」
「ぐあ・・・」

 
お気楽フリーター=紺野真琴(通称キツネさん)
「『なあ、ウチは・・・』あうー。祐一、この人の言葉変・・・」
初耳の関西弁に悩む真琴。
「なあ、天野、この配役って・・・」
「ええ、多分想像通りです」

 
常に刀を携帯=青山舞子(通称ケンドー女)
「・・・私は祐一を討つ者だから。・・・覚悟」
「たのむ舞、いや舞子。それだけは止めてくれ・・・」
「大丈夫。みねうちだから」
「両刃でできるか!」

 
謎のインド少女?=カオラ・ウグゥ
「あ、やっぱり祐一君だ!」(後ろから突然抱きつく)
「ウグゥ・・・お前は普通に登場できんのか?」
「うぐぅ・・・その呼ばれ方・・・何か嫌だよ」

 
祐一の叔母にして元管理人=浦島秋子
「秋子さん、俺をここの管理人として、みなせ荘に住ませて下さい!」
「了承」
「わ、ホントに一秒だ」
「家族が増えて、うれしいわ」

 
15年ぶりに訪れた町で、
今も(東大に)落ち続ける中で、
俺は、一人の少女と出会った。

 
〜ラブみな〜

 
 
 
・・・・・・・・・

「カーット!駄目駄目、撮影中に私語はさんだら!はい、シーン5、カット8からもう一度行ってみよう」
「・・・ねえ、北川君。今度の校内映画祭、ホントにこれでいくの?」
「当然だ、美坂。監督・脚本の俺が保証する。この作品は今年の校内アカデミー賞を総なめするぜ」
「どうだか・・・ほら、早速キャストから不満があがってるわよ」

「誰が浪人生だ!洒落になんねえだろ!」
「私、眠い」
「こんなひどいせりふ言わせる人、嫌いです」
「あうー、せりふ覚えるの面倒臭い・・・」
「佐祐理も一緒がいい・・・」
「うぐぅ・・・ボク、ウグゥなんて名前の役、嫌だよ」
「若い役はいいんだけど・・・私、たばこはちょっと、ねえ・・・」

・・・北川潤監督作品「ラブみな」
クランクアップ未定。

「制作は順調に遅れています」

 
 
<了>

 
あとがき
カノンの謎シリーズ外伝(^-^;
非常に短い、予告編的なSSです。
元ネタは・・・見たまんま。3巻読んで思いつきました。

 
実はこれと、「ちこく」はストーリー的にリンクしています。



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