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Tactics ONE short story in DQ3



〜そして輝く季節へと〜


ダーマの神殿

by keita



―そこは職業を極めたものが集い、新たなる自分と変わる場である―
―そこでのちょっとした騒動―
 
勇者こうへい「だーかーらー、あきらめろってばー」
武道家ななせ「いやー!」
勇者こうへい「いくらダダこねたってダメなもんはダメだろー?」
武道家ななせ「でも、でも…いやー!」
勇者こうへい「まったく……おい、ななせ、良く考えてみろ」
武道家ななせ「ん……」
勇者こうへい「今から魔王『主』を倒そうってのになぁ…」
武道家ななせ「…………」
勇者こうへい「どこのどいつが『お姫様』なんて職業につくんだよっ!?」
武道家ななせ「でも…」
勇者こうへい「第一、んな職業はないわっ!」
武道家ななせ「……ぐすっ…」
勇者こうへい「しかも俺まで『王子様』に変われなんて…勇者はどこ行くんだっ!?」
武道家ななせ「……ひぐっ…」
勇者こうへい「さ、解ったら帰るぞ」
武道家ななせ「はぁ……夢だったのになぁ…」
 
―騒動は一段落、ダーマの神殿は静けさを取り戻し―
―その夜のある町で―
 
勇者こうへい「まったく…なぜ俺がこんなことを…」
 
―勇者の手には、古ぼけたドレスと、古ぼけたタキシード―
―そして、宿屋へ―
 
武道家ななせ「……すー、すー…」
 
―何も知らない眠り姫は、壁にかけられた贈り物にいつ気付くのでしょうか―



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