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Cocktail Soft Adventure Game With You



世界迷作劇場


シンデレラ(仮名)

by 破神 戦



あるところにシンデレラ(仮名)真奈美という少女が住んでいました。
いつも意地悪な義姉達(3年生女子)にいじめられていました。
今もまた。

「ちょっと、あんた。最近、柴崎くんにちょっかいかけてるみたいだっけど、止めてくれる。」
といじわるな義姉達(3年生女子)は真奈美に言いました。
「えっ、私、別にちょっかいなんて。」
「なによ。違うっていうの? 信じられないわね。」
「でも。本当に」
「とにかく、止めてよね。そんなことされちゃ。私たちの立場ってものがないのよね。」
「あっ、それと、コレ。ボタン取れてるから直しといて。」
そう言うと真奈美の前に山のように服を置きました。
「それから、掃除と洗濯。きちんとやっておきなさいよ。さぼったりしたら・・・・。」
と義姉達(3年生女子)は凄みました。
「はい。分かりました、お姉様方。」
真奈美は、悲しそうにそう答えました。
「さ〜て、今夜の舞踏会の準備をしなくちゃ。何を着て行こうかしら。」
そう言うと、意地悪な義姉達(3年女子)は奥の部屋に引っ込みました。
「ああ、そうか。今夜は舞踏会。でも私は・・・・・・・。」
と悲しそうに真奈美は呟きました。
彼女が着ていたのはつぎはぎだらけの服で、とても、舞踏会に着ていける様な服などありません。
そもそも、招待状すら無いのです。
「はぁ、王子様・・・。」
真奈美は楽しかった昔の事を思い出していました。

真奈美がまだ小さく両親がまだ生きていた頃、この国の王子とそしてもう1人の幼なじみとよく遊んでいたのでした。
王子は、真奈美達と同い年で、退屈なお城を抜け出しよく町まで遊びに来ていたのでした。
3人は、もう一人の幼なじみである菜織のところの境内で日暮れまで遊んでいました。
しかし、6年前、突然流行り病で真奈美の両親は死んでしまい、叔母に引き取られることました。
その日から、真奈美は叔母や義姉達から言い付かった仕事をやらなければならなくなり、王子達と一緒に遊べなくなったのでした。
また、王子の方も、いつまでもお城を抜け出す事が出来ず、町に来る事は無くなりました。

「王子様、あれからどうしていらしゃるのかしら。」
「私の事を覚えていて下さるかしら。」
「はあ、掃除と洗濯をしなくちゃ。」

続く・・・・・・といいね。


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